子供に伝えるべき日本の伝統行事を知ってる?(春)




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こんにちは。アキです。

意外と大人になっても伝統的な行事は知らないもの。
今さら人に聞けないなって思いますよね。でも子供はそんな事ばかり聞いてきますよね。

調べるといっても何を見ればいいかも分からない人のためにザックリ纏めてみましたので、子供と一緒に昔からの日本の伝統行事を考えるいい機会にしてみて下さい。西洋生まれの行事も入れました。

ハックマ
さあ、今回のなぜナゼでハックするのはコチラです

「春の行事」はいつ何があるの?
「その行事」ってどんな事をするの?

「春の行事」はいつ何があるの?

ひな祭り

現在、3月3日のひな祭りはひな人形を飾り、桃の花や菱餅、ひなあられなどを供えて女の子が元気に育つことを願う日とされています。

元々は中国のお祓いの行事でしたが、日本に伝わると、人形で体を撫でて、悪い事を移し、海や川に流す行事になりました。

その後、日本で昔からあった「ひいな遊び」と結びつき、紙の人形を流すようになりました。

その人形が立派になるにつれて、捨てずにとっておき翌年も飾るようになりました。これが今のひな祭りの始まりです。

梅見って何?

お花見といえば桜ですよね。昔の人は梅の花でもお花見をしていました。これを「梅見」と言います。梅の花は、寒さが残る頃に白やピンクの花を咲かせ香りを漂わせます。

この可愛らしい花びらと香りが春の訪れを教えてくれるとして人気でした。

梅が中国からやってくると貴族に珍しがられ、梅見で和歌が詠まれました。日本で一番古い和歌集「万葉集」には桜より梅の花がたくさん詠まれています。

春のお彼岸

春分の日の前後3日間を含めた一週間を「春のお彼岸」と呼びます。日本ではお彼岸にお墓参りに行きます。なぜなら、仏教ではご先祖様が住む世界は西の方にあるとされ、太陽が真西に沈むこの時期はその世界に近づくと考えられているからです。

そこでご先祖様が身近に感じられるこの時期にお墓参りに行くのです。ぼた餅をお供えするのは、小豆の赤い色に悪い物を祓う力があると信じられていたからです。秋分の日の前後には「秋のお彼岸」があります。

お墓参りで何をするの?

①濡らした雑巾で、墓石の汚れを綺麗に拭く
②周りの落ち葉をほうきで掃いたり、雑草を取り除く
③墓石に桶に組んでおいた水を柄杓でかける
④花立てに花をさし、線香は香台に供える

新学期

幼稚園や学校でひとつ上の学年に進む年度の始まりを「新学期」と言います。入学する子供にとっては、初めて社会に出会う時であり、学年が進む子供達にとっては、お兄さんやお姉さんになるときです。どちらも新しいスタートを切ることになる喜ばしい日であると言えるでしょう。

さてこの新学期、今では桜の見頃が多い4月の初めとされますが、昔はアメリカと同じ9月でした。それが明治時代に国の方針により4月となったのです。

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お花見

家族や友達と一緒にご馳走を食べ桜の花を見て楽しむ「お花見」。今では春のレジャーの代表になっていますが、昔はただ楽しむ行事ではありませんでした。

天気予報がなかった時代、人々はその年の農作物の出来を予想するのに、桜の木へ降りてくると言う「田の神様」をもてなすためにご馳走を用意したのです。

今のようなお花見になったのは江戸時代。桜がたくさん植えられ、各地に名所が出来ました。

イースター

イースターはキリスト教のお祭りです。十字架にかけられたイエス・キリストが3日後に生き返ったことをお祝いする日です。卵の殻に色を塗ったカラフルな「イースターエッグ」がイースターのシンボルとされるのは、新しい命が生まれることを意味しています。

また、イースターは春の訪れをお祝いする日でもあります。冬を無事に越せたことを春の女神エストレ(イースターの名のもの)に感謝しお祝いします。

八十八夜

夏も近づく八十八夜って「茶摘み歌」がありますよね。これは昔の暦で、春の始まりである立春から数えて88日目を指します。そして八十八夜の3日から4日後に迎えるのが暦の上での夏の始まりである立夏です。つまり八十八夜は、春と夏の季節の変わり目の日であると言えます。

「茶摘み歌」が歌われるように、この頃は茶摘みのシーズン真っ盛り。八十八夜に摘んだおいしいお茶を飲むと、長生きすると言われています。

こどもの日

5月5日は「こどもの日」。この日は「端午の節句」にあたり、魔よけの効果があるとされる菖蒲を玄関に飾ったり、お風呂に入れて、長生きできるように願う昔の中国の行事を始まりとします。

そして江戸時代には菖蒲が「菖蒲に強くなる」という意味に結びつき、兜や武者人形が飾られるようになりました。また、鯉のぼりは「恋が皮を登って龍になる」という中国の諺から、鯉を立身出世のシンボルとして飾ることになったのです。

母の日(5月の第2日曜日)

お母さんに感謝を伝える「母の日」に、赤いカーネーションを贈りますよね。
カーネーションが選ばれる理由は、「母に感謝する日を作ろう」と活動したアメリカのアンナ・ジャービスという女性のこんなエピソードがあります。アンナのお母さんが亡くなった時、アンナはお母さんの好きな白いカーネーションを葬式に来てくれた人に配りました。

そこでいつも頑張ってくれるお母さんには赤いカーネーションを、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈ることになったのです。

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